最近の若者は野心が少なく、より安定した仕事を求めている傾向が強まっています。

最近の若者は野心よりも安定指向?

 

これから就職をする最近の若者は、就職をして業績を上げて出世して高収入を取りたいという野心溢れる人よりも安定した仕事に就きたい人が多い傾向があります。

 

これにはいくつかの背景があります。

 

 

~一過性で成功する企業の登場~

急成長しているベンチャー企業に就職して、会社とともに成功をおさめたいと思う人も最近では少なくなりました。

 

ブームに乗っかったベンチャー企業の成功は一過性のものが多く例え成功しても将来を不安に思う人が増えたのです。

 

 

有名な企業をあげるとライブドアが良い例となります。

 

ライブドアショックといった社会現象にもなりましたがこの頃にはITバブルの崩壊とも言われ他のそれまで成功をしていたIT企業も軒並み業績不振に陥りました。

 

 

企業というのは一つの事業だけで成功しても継続性に不安があるという事がこれから就職をする若者にも認知されより安定した企業への就職を希望する人が増えています。

 

 

 

~ネット掲示板の影響~

インターネットの普及によって、面接を受ける企業の情報を多く知る事ができるようになりました。

 

 

就活支援サイトを始め複数のサイトで中小企業も含めた新卒求人を出している企業の掲示板が設定され現役やOB社員の書き込みで内情を就職希望者は知る事ができるようになりました。

 

新卒

俗にいうブラック企業と呼ばれるハードワークや募集要項とは違った現実が待っている企業については2chなどでスレが立てられ悲惨な現実の書き込みが相次ぎました。

 

2chは最近は規制が強化され昔ほど企業のネガティブな情報が飛び交うスレは少なくなっているようです。

 

それでも、サービス残業で毎日終電や土日休みだが土曜は毎週休日出勤している。

 

成績が上がらないと追い込みが凄いなどの悲惨な情報がこれから就職をする若者の間でも情報が出回った事が最近の若者の安定志向につながっていると言えます。

 

 

 

~ゆとり教育の影響~

ゆとり世代と言われている現在の20代の若者は、自分自身の成長目標がなくチャレンジ意欲が少ない傾向があります。

 

 

ゆとり世代が社会に出て浴びる洗礼はそれまでの新人に比べても大きいものがあり、それまでは社会人であれば許容範囲であった事も厳しい会社に行くとメチャクチャな現実が待っていると悲観し、より安定した会社を求めたり、就職をする時点では仕事を一生懸命こなして成功するよりかは、休日やアフターファイブなどプライベートを優先させたがる傾向があります。

 

 

他にも若者の車離れが進むといった現象などにもあるように、お金に対する意欲がゆとり世代の若者は少なくスマホとパソコンなどでネットを利用できて適度に遊べるお金があればそれで満足してしまうのです。

 

少し前の野心に溢れる若者世代では、たくさん稼いで男性は良い車に乗って、女性はブランドバックを買ったり海外を回ったりしたいという大きなお金を使う意欲が少なくなっているという面もあります。